便秘と肌トラブルの関係

「便秘はお肌の大敵」といわれることがありますが、多くの女性の悩みでもある「肌荒れ」が、実は便秘と関係あるということはご存知ですか?

ふと気づくと出来てしまっているニキビや吹き出物が、思い返せば便秘と同じタイミングだったりする人も多いかと思います。
便秘が原因による肌荒れと思われる場合は、その便秘を解消すれば、肌荒れを改善することにつながります。
腸内の環境を整えることによりお肌が美しくなるのです。

食品から身体に必要な栄養分を取り除かれて作られた便は「老廃物の塊」であり、それが腸内に長く滞留していると悪玉菌が増加し、ガスや有害物質が発生するといわれています。

腸が健康な場合は、排便することにより、それらの有害なものを排出することができるため全く問題はないのですが、便秘の場合、便が出口をふさいでしまっているため、有害物質が溜まる一方です。
すると腸内に溜まった有害物質は、腸壁に吸収されて血液によって全身に送られることになってしまうのです。

このようにして全身へ流れ出た有害物質は、他の出口、つまり毛穴などから体外へ排出されることになります。
肌には汗や余分な脂を排出する機能や、28日周期で肌細胞が再生する機能などが備わっていますが、有害なものを排出することは、肌にはとても負担がかかるといわれています。

また、長らく便秘の状態が続いていると、自律神経が乱れて新陳代謝が悪くなり、肌細胞が再生する機能もうまく働けなくなります。
古い角質や汚れ、その他有害なものが、きちんと排出されなくなってしまい、その結果、ニキビや吹き出物などができてしまい肌荒れの状態になってしまうのです。

また、便秘が続くとお腹がずっしり重たく感じて、下半身も浮腫みやすくなったり、頭痛や肩こりまでも招いてしまうことがあります。
肌荒れをはじめ、身体のあらゆる不調を改善するためには、とにかく便秘解消が一番です。

まずは、生活習慣を見直してゆっくりとトイレにこもれる時間を作ったり、食生活を見直して便秘を改善する効果のあるものを摂ったりするなどしてみてはどうでしょうか?

慢性的で頑固な便秘の場合には、すぐに効果があらわれるものではありませんが、腸内の環境を整えていくことは、長い目でみると、肌荒れ、その他の不調の改善だけにとどまらず、免疫力が上がり、大きな病気から身体を守ることができるといえます。