女性が便秘になりやすいワケ

女性のおよそ半数は、便秘に悩まされているといいます。
その症状は個人差がありますが、2〜3日排便がないという場合や、頭痛や肩こり、吐き気などを伴う場合など様々です。
一般的に男性よりも女性の方が便秘になりやすいといわれていますが、その理由はなんでしょうか。

女性ホルモンの働きが関係している

女性ホルモンが盛んに分泌される時期、特に生理前や妊娠中には、自然に身体が塩分や水分を溜めるようになります。
大腸内にある便から水分が吸収されるので、水分を奪われた便は硬くなり便秘になるといわれています。
また女性ホルモンは、腸のぜん動運動を鈍くさせる作用もあるため、さらに便が出にくくなる状態になります。

筋力の違い

女性と男性の筋力の差によっても便秘が起きるといわれています。
腹筋の力が弱いと、排便時に力が入りません。また、腹筋には腸のぜん動運動を助ける働きもあります。
このことから、筋力が弱い女性は便秘になりやすいといえます。

冷え性

多くの女性の悩みでもある「冷え」が便秘に影響するともいわれています。
冬だけでなく夏場も冷えに悩まされる昨今ですが、身体が冷えると血液の循環が悪くなり、身体の各器官に必要な栄養素が送られなくなるため、各器官の機能が低下したり免疫力が低下したりします。
当然、大腸の機能も低下するので便秘になりやすいというわけです。

ストレス

現代はストレス社会と言われています。
働く女性が増え、仕事だけでなく家事や育児にも追われる日々を送っている人が多くいます。
毎日が時間との勝負で、張り詰めた生活になっていると、自律神経が乱れて腸のぜん動運動が弱くなってしまい、便秘を招きます。

生活リズムの変化

旅行中に便秘になったという人も多いのではないでしょうか。

楽しい旅行ではあるけれど、非日常の生活になり、就寝や起床時間など1日のリズムの変化だけでなく、食生活も変わり、野菜類の摂取量が減る、水分の摂取量が減ることなども影響します。
旅先で、場所が変わると排便できないというデリケートな人もいて、気づかないうちにストレスを感じていることも多少なりともあるようです。

また、便意を感じてもすぐにトイレに行けない状況であったり、行きそびれたりすることによって、排便の機会を逃してしまうこともひとつの原因となっています。
この他には、引越しをした、職場が変わったなどの環境の変化によって便秘になることもあります。